2021-04-06 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
それはどういうことかといいますと、まだイーエスピーの社長と運行管理者の刑事責任がはっきりしていないということをおっしゃっておられました。それと関連して、その再発防止対策もまだ途上ではないかという思いがあるからだということをお話をされておりました。
それはどういうことかといいますと、まだイーエスピーの社長と運行管理者の刑事責任がはっきりしていないということをおっしゃっておられました。それと関連して、その再発防止対策もまだ途上ではないかという思いがあるからだということをお話をされておりました。
この事故では、トラベルスタンドジャパンというランドオペレーターが、いわゆるツアーを主催いたしましたキースツアーと、それからバス会社イーエスピー、この間を取り持った。そして、このときに、イーエスピーというバス会社は下限割れ運賃でバスを運行していたということも明らかになりました。
今回の法案は軽井沢バス事故が背景にあったわけですけれども、事故を起こした株式会社イーエスピーは、事故の発生後の特別監査で、三十三件の道路運送法関係の法令違反があったということです。健康管理に関する違反もあり、定期健康診断が未実施であった、あるいは新たな雇い入れ運転者に対して健康診断が未実施であったということが国交省の特別監査で明らかになっているというふうに思います。
例えば、イーエスピー、今回の事故を起こしたところですね、そこは直前に一般監査入っていたわけですよね。直接行っていたわけですよ。行っていたのに見抜けなくて、そして事故を起こしてしまった。特別監査入ったら全部バツですよ、もうバツ、バツ、バツ、バツ、バツ、バツ、全部バツだったと。一般監査に行っても分からなかったんですよ。
それでは、その次の質問に移りたいと思うんですけれども、事故を起こしたイーエスピーは、公示運賃下限の二十七万円を八万円下回る額で旅行会社から受注をしていたということが問題となっています。こうした状況を受けまして、国土交通省におきましては、今年の二月から三月に旅行業者とそして貸切りバス事業者に対して取引事例の調査を行いました。
この軽井沢の事故を起こしたイーエスピーは、関東運輸局と同じ運賃・料金を届けておりました。下限運賃が二十六万四千四百四十九円であります。ところが、旅行会社であるキースツアー等への運賃請求額は、税抜きで十九万円、大幅に下限運賃を下回っていたということなんですね。 関越自動車道事故の後、新運賃・料金制度が導入されました。
だって、一般の監査をやって、国交省の一般の監査をやって、現場に行ったってイーエスピーの状況が見抜けなかったわけじゃないですか、特別監査入るまでは。特別監査入ったらみんなバツ、バツ、バツとなっちゃったけど、一般の監査では見抜けなかった。それが、出てきた書類を見て、そこまで悪いというのが本当に見抜けるのかどうかというのが私はポイントだと思っているんですよ。
もう本当に顔を出して、こんなふうになっていると、実際に点呼をやっていませんと、こんなことということで、イーエスピーもそうだったんじゃないかということですよね。その日たまたま朝遅れたと社長さんがおっしゃっていたけれども、本当は点呼をやっていなかった可能性があるんじゃないかということを非常にみんな心配しているわけですね。
イーエスピーについても関越事故以後の参入であったわけですし、強化をされたという監査体制についても、三百六十五人でしょうか、そういう人数を擁しても十一か月処分に掛かった、あるいはトラック業界でいけば広島の業者には二十七か月ですか、そのような時間を要している中で、どのような体制ならあるいはやり方ならそういうことが達成できるのかということが問われているわけです。
そこで、聞きたいのは、このバスの会社、これイーエスピーというんですね、ここは会社として年金に加入していたのかどうか、あるいはこの六十五歳のバスの運転手さんは年金に加入していたのかどうか、これを質問します。
株式会社イーエスピーにつきましては、この事故を起こしました一月十五日から四回にわたり特別監査を実施しております。 事故を起こした運転者につきまして社会保険の加入の有無を調査したところ、健康保険及び厚生年金保険については、同社から加入を証明する書面の提出がございませんでした。なお、会社が加入する労災保険については、同社が加入していたということを確認しているところでございます。
○国務大臣(石井啓一君) 株式会社イーエスピーに係る監査から処分まで時間を費やした要因を個々に検証してみたところ、期間短縮を図ることができる余地は十分にあると考えております。
これらのイーエスピーに対する監査に対する検証結果等を踏まえて、今後の監査の在り方の改革の方向性、具体策について石井大臣にお伺いしたいと思います。
○広田一君 この問題につきましては、前回、三月十日の質疑において、国交省のイーエスピーに対する監査の在り方について質問をさせていただいたところでございます。この件の検証なくしていわゆる監査の在り方についての改革はあり得ない、こういった問題意識からであります。大臣の方からは、イーエスピーについてもしっかり検証をさせていただくという御答弁をいただいた次第でございます。
今回のイーエスピーもありますが、過去において何か数字が出ておれば。
今回のこの具体的なイーエスピーの監査を本当に検証せずして監査の短縮だけを事務的にやるということは、これは論理的に不可能じゃないでしょうか。じゃ、具体的に何が監査でもっと縮めなければならないのかという、そういう具体的な検証、検討をせずしてどうやって短縮というものを図っていくんでしょうか。私は、非常に今の御答弁はなかなか理解に苦しむわけであります。
○国務大臣(石井啓一君) 今回のイーエスピーの監査から処分まで十一か月掛かったと、平均八か月より長いじゃないかという御指摘かと存じます。 このイーエスピーに対する監査の期間が長かったことも検証しなければいけないと思いますが、私の問題意識としては、そもそも平均八か月というのが長いんじゃないのかと。
○政府参考人(宮城直樹君) 今お話のございました株式会社イーエスピーでございますが、これにつきましては、お話のありましたとおり、去年の二月に実施いたしました監査の結果、例えば点呼の未実施、こういった違反がございました。これによりまして、今年の一月十三日に行政処分、今ありましたとおり、車両停止一台の二十日間でございます、これを科すとともに、改善措置を指示するやさきでございました。
イーエスピーさん、個別のミクロの話でありますが、イーエスピーさんは既に今年の一月から車両の停止処分を受けていたというふうにお聞きしております。しかし、バスの停止処分というのは必ずしもバス会社にとって、全部のバスが常に動いているわけではありませんから、必ずしも重たい処分という受け止めになるのかどうかというところが微妙かなというふうにも私としても思います。そういう声もあるようであります。
事故を起こした貸し切りバス事業者、株式会社イーエスピーに対しましては、事故発生日、一月十五日から四回にわたり特別監査を実施し、同社の他の貸し切りバス運行も含め、御指摘のとおり、計三十三件の道路運送法関係の法令違反事項を確認しました。 その中で、健康管理に関する違反が二件ございました。
そこで、ちょっとお伺いしたいんですけれども、今回事故を起こしたイーエスピーの全てのバス運転手の雇用形態はどのようなものになっていたかという点。
しかし、イーエスピーのように、重大事故を起こしてから後追い的に許可取り消しを行うのでは全く意味がなく、安全に懸念がある事業者を未然に市場から退出させるような、ルールを厳格化すべきだと私は考えますけれども、これらの方針について大臣ないし国交省の見解をお願いします。
今回事故を起こした運行会社イーエスピーの事業許可は取り消されたと聞いておりますが、ルールを守らない悪質事業者に対して、個人的には罰則を強化すべきと考えております。 これまで悪質なルール違反を犯した事業者に対する行政処分の状況はどうなっているのでしょうか。お尋ねいたします。
平成二十四年に発生しました関越道高速ツアーバス事故以降、悪質な法令違反の事実を確認した貸し切りバス事業者に対し、関越道高速ツアーバス事故を起こした有限会社陸援隊、今般の事故を起こした株式会社イーエスピーを含む合計三件の許可の取り消し及び二件の事業停止処分を行っているところでございます。
○石井国務大臣 株式会社イーエスピーに対しましては、平成二十六年四月十八日付で一般貸切旅客自動車運送事業の許可を行っております。
○清水委員 つまり、国が策定した許可審査の厳格化のもとであっても、イーエスピーは参入しているじゃありませんか。 関越バス事故の遺族が何と言っているか。あの事故の後に参入した会社が事故を起こすなどとんでもない、犠牲になった人たちの命は何だったのか、このように述べておられます。 結局、安全・安心プランで定めた参入時の安全性チェックでは不十分だった。結果としてイーエスピーは排除できなかった。
○石井国務大臣 株式会社イーエスピーに対しましては、事故発生後から四回にわたり特別監査を実施いたしました。 その結果、同社の他の貸し切りバス運行も含めまして、運転者の健康診断未受診、下限割れ運賃での運行、点呼の未実施、過労運転など、計三十三件の道路運送法関係の法令違反事項を確認いたしました。
きょう資料をお持ちしておりますけれども、事故発生前の株式会社イーエスピーの経緯についてという紙を用意させていただきました。 実は、この問題になったイーエスピーという車両の会社、貸し切りバス業者ですが、昨年の二月二十日に一般監査が実施されています。ですから、国交省もある意味頑張ったんですね。本当に、監査の体制、人数が少ない中で頑張って監査はした。 ただ、これはどう思いますか、皆さん。
十二時半にはバス事業者であります株式会社イーエスピーに関東運輸局及び東京運輸支局の監査官六名が監査を実施、入ったところでございます。また、本日午後、山本副大臣を現地に派遣をする予定でございます。 引き続き緊張感を持って的確に対応してまいりたいと存じます。